# レポート構成テンプレート（3つの型）

Phase 0で判定した型に応じて、以下の構成骨子に従う。骨子は出発点であり、案件に合わせた調整は可。ただし「エグゼクティブサマリー」「メッセージライン」「So What」は全型で必須。

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## 型A: 調査型（事実の構造化・全体像の提示）

模範例: 経産省委託調査報告書、McKinsey Global Institute レポート

### 構成骨子

1. **エグゼクティブサマリー**（1ページ）
   - 調査目的、主要ファインディング3〜5点、示唆
2. **調査概要**
   - 背景・目的、調査スコープ（対象範囲と除外範囲を明記）、調査方法・情報源
3. **市場・環境の全体像**
   - 市場規模・成長率（過去実績＋将来予測、出典明記）
   - 構造（バリューチェーン、プレイヤーマップ、セグメンテーション）
4. **論点別の詳細分析**（論点ツリーの構造をそのまま章立てにする）
   - 各章: メッセージライン → ファクト（データ・事例）→ 解釈 → 示唆
5. **主要プレイヤー分析**（該当する場合）
   - 比較軸を先に定義してから比較する（軸なしの企業紹介の羅列は禁止）
6. **総括: ファインディングと示唆**
   - ファインディングの相互関係、ユーザーにとってのSo What
7. **Appendix**
   - 詳細データ、用語集、出典一覧

### この型の品質のカギ
- スコープ定義の明確さ（何を調べて何を調べていないか）
- データの出典・年次の完全性
- 「全体像 → 分解 → 詳細」のズームイン構造

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## 型B: 提言型（危機感の醸成と行動変容の喚起）

模範例: 経産省「未来人材ビジョン」、Bain Compassシリーズ

### 構成骨子

1. **タイトル＝結論**（提言そのものをタイトル・副題に据える）
2. **エグゼクティブサマリー**（SCQA形式）
   - Situation: 現状認識
   - Complication: 何が変わったか・なぜ今問題か
   - Question: 答えるべき問い
   - Answer: 提言（1文で言い切る）
3. **現状認識と危機感の醸成**
   - 「不都合な真実」を突きつける衝撃的なファクト（1スライド1ファクト、大きな数字で見せる）
   - 現状延長シナリオの定量化（「このままだと20XX年に◯◯」）
4. **あるべき姿**
   - 目指す状態の具体的な描写（定量目標があれば示す）
   - 現状とのギャップの構造化
5. **提言（打ち手）**
   - 3±1個に絞る。各提言は「何を・誰が・いつまでに」まで具体化
   - 提言間の優先順位と相互関係
6. **実現に向けたロードマップ**
   - フェーズ分け（Step 1 / Step 2...）、マイルストーン、想定される障害と対策
7. **本提言の限界・前提**

### この型の品質のカギ
- 危機感パート: 読み手が「自分ごと」と感じる比較（国際比較、競合比較、時系列悪化）
- 提言が現状分析から論理的に導出されていること（分析と提言の断絶が最頻出の失敗）
- 「総論賛成・各論なし」を避ける: 提言の具体性で勝負する

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## 型C: 提案型（プロジェクト・打ち手の売り込み）

模範例: BCGの官公庁向け提案・提言デッキ（ダラス市戦略提言、NYCHA提言等）

### 構成骨子

1. **タイトルページ**（プレゼン全体を一言で要約）
2. **エグゼクティブサマリー**（結論から: 何を提案し、何が得られるか）
3. **課題認識**
   - クライアント（依頼者）の置かれた状況の理解を示す
   - 課題の構造化: 表層の症状 → 根本原因の仮説
4. **論点仮説とアプローチ**
   - この課題を解くために答えるべき論点（イシューツリー）
   - 各論点への初期仮説と、それをどう検証するかの分析設計
   - ここが提案型の心臓部: 「問いの立て方の鋭さ」で価値を示す
5. **打ち手の方向性（初期仮説ベース）**
   - 想定されるオプションとその評価軸
6. **進め方**
   - ワークプラン（フェーズ、タスク、成果物、スケジュール）
   - 体制・役割分担
7. **期待成果**
   - 定量的なインパクト試算（可能な範囲で）

### この型の品質のカギ
- 課題認識の深さで信頼を勝ち取る（依頼者本人より課題を言語化できているか）
- アプローチの具体性（「調査します」ではなく「◯◯を軸に△△と比較分析します」）
- ロードマップに実装まで含める（BCGの提言デッキは必ず実装ロードマップで締める）

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## 全型共通: 見せ方のルール

### メッセージライン
- 各セクション/スライドの冒頭に、そのセクションの主張を1文（体言止め不可、動詞で言い切る）で書く
- 悪い例: 「市場規模の推移」 → 良い例: 「国内市場は2020年以降年率8%で縮小しており、現状維持は縮小均衡を意味する」
- メッセージラインだけを上から読んで、ストーリーが完結することを最終確認する

### データの見せ方
- 1つの図表につき伝えたいメッセージは1つ。メッセージを図表タイトルにする
- 比較して見せる: 単独の数字ではなく、時系列・競合・国際・目標との比較で意味を出す
- 出典は図表の直下に「（出所）発行元「資料名」（年）を基に作成」の形式で記載
- 推計値には推計方法を注記する（未来人材ビジョンの注記スタイルを参考にする）

### SCQAの書き方（導入部）
- S（状況）: 読み手が同意する事実からスタート
- C（複雑化）: その状況を揺るがす変化・問題
- Q（問い）: だから何を明らかにすべきか
- A（答え）: 本レポートの結論
- 4要素を合計半ページ〜1ページに収める
